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シルバーブルーム(SILVER BROOM)十勝/帯広の経営コンサルティング事務所

新型コロナウイルスで思うこと

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今回のコロナウィルス、中小企業は大変なことになっています。疫学的にいうと徹底した自粛が重要なんでしょうけど、経済とのバランスも大切なことは、現場にいて痛いほど感じます。私も、Facebookでそのあたりは情報発信していますが、なんとか切り抜けたいですね。

それとは別に、このコロナ騒動を通じて、マネジメントのさまざまな理論を思い出すことがあります。SNSでちょっとだけ私がアップしたコメントを紹介しますね。

「シグナル(メリット)よりもノイズ(デメリット)の方が、5倍もパワーがあるという研究もありますが、私がセミナーでよく紹介する理論に、2002年にノーベル経済学賞をとったダニエル・カーネルマンの「プロスペクト理論」があります。平たく言うと、「人間は得をした喜びよりも、損をした悲しみのほうが2倍強く残る。」というものです。昨日今日の、株価の下落をみれば、理解できると思います。つまり、ネガティブ1に対して、ポジティブ2が必要ということです。人間のネガティブバイアスを表していると思います。」

「今回の新型コロナでは、いつも「サプライチェーンマネジメント」を思い出してしまいます。部分最適ではなく、全体最適だということ。あるいは、「ザ・ゴール」で一世を風靡した「制約条件の理論」を。ボトルネックって、感染者数だけなんだろうか?って。」

「マネジメントに興味がある方は、今回のコロナ、パレート理論(20:80理論)を思い出しているのではないでしょうか。80%は軽症で、20%に重症化の可能性がある。80%よりも、20%の重症化にシフトしてとてもシリアスに捉え、それがこの大騒ぎとなり、自粛、自粛の空気感です。20%が世界を動かしているのでしょうか?」

このほかにも気づくことはいっぱいあるのですが、みなさんも、あっこれ?って思うことがあるのではないでしょうか?

いずれにしても、東北大震災以来の一大事ですので、冷静になって対応していきたいですね。
 

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